担保があるとこれだけ違う!銀行融資のウラとオモテ

融資を受ける際には、担保ローン、無担保ローンという区別があります。無担保というのは、いわゆる消費者金融によるカードローンのようなもので、ほとんどが小口融資となります。では担保ローンというと、その逆の大口融資が多いといえるでしょう。ここでは、担保ローンについて説明していきたいと思います。
今回例に挙げるのは、「住信SBIネット銀行」の不動産担保ローンです。こちらの金利は年率で4.5%07.675%と非常に低くなっており、また借入金額も300万円上01億円以下までと、大口融資が可能な料金設定となっています。
借り入れに際しての条件は、申し込み時の年齢が20歳以上、完済時で75歳以下であるということ、原則として安定かつ継続した収入のあること、保証会社の保証が受けられること、そして担保物件の所在地が銀行の取扱がある地域であるということです。
もちろん担保は不動産ですが、ポイントとなるのが抵当権を設定するということです。こちらは原則第一位となっていますが、物件の評価いかんで第二位以下で融資を受けることができるので、こちらは融資前によく確認しておきたいものです。ちなみに、保証人は不要となっています。
不動産を担保にすることで、低金利というメリットがあるのですが、その際に複数ローンをひとつにまとめれば、低い金利で返済できる可能性もあり、また管理の手間もひとつで済みます。また融資期間が最長20年となっているので、ゆとりのある返済計画が立てられるのも魅力といえるでしょう。手持ちの不動産があり、それを元手にしたいという人は、一度検討する価値があるかもしれません。

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