どこが違う?投資、出資、融資それぞれの違いを知ってみよう

投資、出資、融資は、いずれもお金の移動がかかわってくる言葉です。
「投資」は、お金を、主にふやす目的でどこかに移動させること。
例えば、不動産を購入して利益を回収するのが「不動産投資」、一定の金額、証券投資を目的に預ければ「投資信託」となります。また、直接的な利益を増やすばかりでなく、工場の設備などを改善することで、生産率の向上を図り、間接的に売上を伸ばすようなものは「設備投資」とよばれます。
「出資」は、お金を差し出す、または、一定期間以上預けることで、配当金として利益を受け取ります。
身近な例で言えば、生協なども出資金で運営されていて、毎年、清算がなされ組合員には、配当金が出資金に組み入れられています。農協、漁協、林業組合なども同様に出資金で運営されていますし、これを、「株」というかたちで、広く資金の募集をしているのが株式会社です。
「融資」は、金融機関などからお金を借り入れて運用し、借入先に利息を払うことです。
身近な例で言えば、住宅ローンや、自動車ローン、学資ローンなども、クレジットカードのキャッシングや、銀行、消費者金融からの借り入れも融資になります。
お金の流れで考えた場合、「出資」「融資」は「お金を集める方法」であり、「投資」は、「お金を増やす方法」という味方もできます。出資は、現金を直接集める方法であり、融資は、借り入れという方法が、一見、マイナスが増えるような印象がありますが、借り入れたお金は「資金」という意味では資産として計上されます。
ですから、「投資」を行うための、資金を融通する方法が「出資」や「融資」という言い方も出来るでしょう。
企業の場合などは、資本金を全て自己資金だけで間に合わせていることは、あまりなく、多くは、自己資金、株式などの出資金、金融機関からの融資の組み合わせで賄っています。経営という面からの視点で考えれば、出資や融資で集めた資本を、どのように投資して利益を回収するか?と、出資者への利益分配と、融資先への返済をバランスよく行って、運営していくか?が、存続を維持していくことへのカギになるとも言えるでしょう。

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