たった3分読めば創業融資でスタートダッシュ!
起業を考えているという場合に、大きな助けになるのが創業融資といえるでしょう。創業融資は、新たに事業を起こす個人が、各自治体から受けることができる融資のことをいいます。今回はそのなかから、東京都の創業融資のケースを紹介していきます。
まず対象となるのは、個人ならば1ヶ月以内、法人ならば2ヶ月以内に事業を開始する計画があるということです。また、すでに事業を起こしている場合でも、中小企業者であり、創業から5年未満であれば、融資を受ける条件に当てはまるでしょう。
融資の限度額は、1000万円02500万円となっており、融資期間は運転資金の場合、7年以内。設備資金の場合は10年以内となっています。気になるのは年率ですが、固定金利と変動金利のどちらからでも選ぶことができるようになっています。固定金利の場合の金利を下記に挙げましょう。
融資期間が3年以内の場合は、2.1%以内、3年以上5年以内の場合は2.3%以内、5年以上7年以内の場合は2.5%以内、7年以上の場合は2.7%以内となっています。
また変動金利の場合は、各金融期間が設定している、信用度の高い企業に融資する際に適用される1年以内の最優遇金利に、0.9%以内の金利を足した数字となります。
融資の申し込みを受け付けている金融機関は、三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行、りそな銀行をはじめ、東京スター銀行、東京都民銀行など、普通銀行でも36行ありますので、融資申し込みを予定している場合は確認しておきましょう。
ただしこういった創業融資は簡単に受けられるわけではなく、確かな事業計画書が必要となります。創業融資を受けるためのサポートをしているサービスもあるので、悩んでいる場合は利用するのもひとつの手段かもしれません。