上手な教育資金融資の受け方~学資振込みに間に合わない時は?

子どもが大学に無事合格!でも、予定以上に、入学金や前期の学費が高すぎて、銀行の教育ローンを申し込むことに。ずっと待ってるんだけど、なかなか審査の結果が出てこないし、学費の納付期限ももうすぐだし、手元の貯金を崩して払いこんじゃってから、下りたローンで補填すればいいのよね?
合格おめでとうございます。でもちょっと待ってください、もし、手元のお金で入学金と前期の学費を払ってしまったら、銀行の教育ローンは下りなくなるかも!?そうなったら、せっかくの申込も意味がなくなってしまいませんか?
実は、銀行のローンの場合、「入学金と前期学費の支払」という目的で貸付を申し込んでいる以上、そのローンは、穂赤の目的に使うことは出来ない、というのが原則なんです。例えば、手元の預貯金で支払ってから補填したとしても、それは学費の支払に利用したとはみなされません。これは、申し込まれたローンを他の目的に転用されないようにするための予防策の一つとして、行われています。
このような場合は、銀行側に「学費の納期まで日が無いから、早く審査を通してもらいたい。」ということを明確に伝えると共に、大学側にも事情を説明し、申込書の控えなど、ローンを申し込んでいることや金額が確認できるものを提示して、対応を相談しておきましょう。運よく、期日までにローンが下りた時は、大学側にその旨を連絡してすぐに払い込みを行えば問題ありません。無断で、事情の説明も無く納期を怒らせることが一番良くない方法です。
こうした問題を避けるためには、銀行の教育ローンだけに頼らず、各種奨学金や、日本政策金融公庫などが行っている教育資金貸付なども視野に入れて資金を確保しましょう。特に、日本学生支援機構などは、入学金目的の一括貸付なども行っています。高校卒業の前には申込が始まりますから、とにかく申込だけ行っておき、並行してローンの審査も待つような形にすることが賢明です。奨学金は貸付が可となっても、教育ローンが下りれば辞退することできます。また教育ローンは、なるべく借り入れる期間が短いほうが利子が少なくて済むので、後期からの利用にするなど、出来るだけ短期間の利用にとどめるようにすると良いでしょう。
リストラなどの会社の都合による解雇や主たる生計の担い手の急病や事故、、自然災害などの被害などで生計が急変した場合は、生活福祉資金貸付制度が利用できる可能性もあります。情報は広く集めて、銃bんな下調べを行っておくと良いでしょう。

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