金利計算、基礎の基礎、融資を受けるならシュミレートを!
「金利を制するものは、融資を制す!」と言っても良いくらい、融資の返済を検討するのに、適切な金利の把握が出来ているか?は非常に重要なポイントです。利息の計算が出来れば、払わなくてはならない総額を把握でき、また、無駄な金額を負担することも防げます。多重債務に陥る原因のひとつが、利息が利息を生んで債務が膨れ上がることや、返済手数料、遅延損害金の負担分を読み取れないで、債務が増加してしまうといったことが挙げられます。
融資は、借り入れて終わりではなく、その後の長期に渡る返済をどのように合理的かつ、計画的に行えるか?が重要なポイントです。返済を行っている間は、その分固定支出が増える、ということです。長期ローンの場合、途中で急な減収が起きたりするリスクもないとは言えません。返済負担による生活への圧迫が起きないような予防的な対策も立てておいて、更に綿密な利息の計算もしておいて損はありません。
また、利息は、繰上げ返済などを上手に行うことで減らすことが出来ます。このとき、しっかりした返済シュミレートが出来ていれば、より、効果的ニア結果を得ることも出来るでしょう。
利息は、借りた金額(元金)×利率(金利%)÷100=利息額
で算出できます。
ただし、返済方法で、この計算が毎月必要な場合と、そうでない場合があります。毎月利息を算定するものと、分割払いのように、最初に利息を一括して計算して、上乗せし、それを均等に払っていくものとでは、ちょっと違いが出ます。一括して計算する場合は、上記の式で出た利息額を使って、元金に足し、返済回数で割れば、1回当たりの返済金額を求めることが出来ます。
前述のようなものは、月々で、元金への充当額が変わっていくため、徐々に利息が減っていくという形になります。こうしたものは、無料のソフトもネット上で公開されていますので、「金利計算 フリーウェア」「金利 返済 フリーソフト」などのキーワードで検索して、ニーズに合いそうなものを利用するのも良い方法です。オンラインで、金利をもとに、利息額の計算をしてくれるサイトなどもあります。こうした無料のシュミレートをぜひ、活用すべきです。
融資によっては、変動金利を採用している商品もあります。低金利時代とはいっても、金利の上下はそのまま利息へと影響するということですから、動向は把握しておいて損はありません。こうした場合は、金利の変動幅をある程度予測するような必要も生じてくるでしょう。こうして注意点については、融資の申込の際、金利についても担当職員より詳しく説明してもらえることと思います。ご自身でも、ネットや書籍などで、詳しく知識を得られるようになさる、なお、良いでしょう。