融資の勧誘電話には要注意!振り込め詐欺の可能性大

日本中が不景気なこのご時世、融資の勧誘の電話が突然かかってくることがあります。このような勧誘の電話は大手銀行や大手消費者金融の会社名を名乗ることが多く、ついつい安心して話を聞いてしまったりします。電話の相手はとても真面目で誠実な口調で嘘のような高額の融資をとこれまた信じられないような低い金利を提示してきます。通常ならすぐに受話器を置くはずですが、お金に困っている人は甘い言葉に誘われてさらに話をすすめてしまいます。
大手消費者金融などが突然電話で勧誘することはなく、このような場合たいてい流行の詐欺である可能性が高いでしょう。手口はいろいろありますが一番多いのは信用できる相手かどうか確認したいので○万円、指定の口座に振り込んでください、入金確認後融資をおこないますなどと言ってお金をだまし取るやり方です。他にも保証会社に保証人になってもらう必要があるから○万円手数料として振り込んでくださいといわれるケースも。一時金なので返済したらお返ししますなどと調子のいいことをいったりします。
また融資審査を落ちた人や問題のある人に対して信用会社の借入歴に関する情報を消してあげますなどと言って手数料をとろうとする手口もあります。
いずれの場合も融資可能という甘い言葉でお金に困っている人に漬け込む悪質な詐欺です。こうした詐欺にひっかかり一度振込をしてしまうと次から次へと新たな名目でお金を請求されます。そのうち別の会社名でも勧誘がきて、すっかりカモにされてしまいます。
このような詐欺まがいの電話には毅然とした態度で断りましょう。相手に漬け込む隙を見せてはいけません。第一に無審査、無担保、高額融資、低金利などとありえない広告をうたっている時点で注意するべきです。正規の会社であれば当然審査はありますし、現在は不履行者も多いため、以前より審査が厳しくなっているのが現状です。また法の改正があって以降融資限度額は年収の1/3の定められています。それ以上の金額を提示してくるようであればヤミ金の可能性が高いです。
キャッシング会社はボランティアではありません。安定した収入があり返済が見込める相手でなければ融資はしません。無審査などという虫のいい話には必ず落とし穴があるはずなので冷静に考えて対処できるようにしましょう。

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