不動産担保融資を申し込む前に、知っておきたい3つのポイント
融資を考えたとき、消費者金融のキャッシングは無担保ですが、その分融資額も低くなっています。もっと多額の融資を受けたい、と考えるならば、不動産担保融資という手段がオススメです。
不動産担保融資とは、その名前の通り、不動産を担保にして融資を受けるというものです。不動産という大きな担保があるため、「住信SBIネット銀行」のように、借入金額が1億円以上という場合もあります。
みずほ銀行の「みずほ多目的ローン」のケースでいうと、最長で20年、5000万円までの融資を受けることができます。ただし、自宅があれば無条件で融資が受けられるというわけではなく、満20歳以上、満66歳未満で、最終返済時の年齢が76歳未満であること、前年度の年収が200万円以上であること、などといくつかの条件を満たさなければ融資を受けることはできません。
基本的に資金の使い道は自由ですが、個人を対象にした融資という性格上、事業のための資金、有価証券などの投資資金は除外となっているので注意しましょう。また、金利に関しては、変動型と固定型のどちらかを選ぶことができます。これは期間によっては切り替えることもできますが、返済が遅延した場合は不可能となってしまうので気をつけたいものです。ちなみに、先に挙げた「住信SBIネット銀行」は変動金利のみを採用しています。
実際に融資を受けるまでの流れとしては、仮審査→正式審査→契約→借り入れというところが多いようです。変動金利の場合、実際に借り入れをした日にちの金利が採用されます。
自宅を担保にするということなので、できるだけ慎重に、よく契約内容を確認して、計画的に融資を受けるようにしていきたいものです。