法人へ向けた「短期融資」、個人へ向けた「キャッシング融資」
「短期融資」とは、簡潔に言うと、1年以内に完済される契約の融資です。基本的に、法人へ向けた貸し付けであり、個人に向けた貸し付けは、一般的ではありません。逆に、個人へ向けた融資となると、キャッシング融資などになります。
即日融資と何となくニュアンスが似ているため、「短期間で借りられる融資?」と思ってしまいそうですが、そうではありません。「短期間で返すことを目的とした融資」です。1年「以内」なので、「10日間」でも「364日間」でも短期融資は短期融資です。
しかし、基本的には、かなり短いスパンで返すことを前提にしているようです。借りた金額に寄りますが、短期融資の主な目的は「繋ぎ」となります。Aの目的からBの目的までを繋いだりと、何かしらの現状を、結果、または親展へ繋ぐのが、短期融資の目的となります。
つまり、様々なA→Bを繋ぐための「短期」であり、そこから更に、B→C、C→Dへと発展させることもあります。ただ、これは「計画的」な借入れから成されるものであり、無計画に借入れをして繋ごうとしても、確実に綻びが出るでしょう。短期間で返して、またすぐに借りるでは、リスクが高くなってしまいます。
大切なのは、短期で返して「短期で借りない」と言う事です。間を空けることは大切です。他の融資にも言えることですが(特に性質が似ている即日融資)、融資はあまりにも短いスパンで借りてしまうと、借金の感覚が鈍くなりやすく、大変危険なのです。短いスパンで返すのは良いことですが、借りることはあまり良いことではありません。
また、個人向けのキャッシングと違い、法人で借りたお金は個人と切り離して法人のお金として扱います。法人の話しは相当ややこしいので、このことを簡潔に言うと、「借りたお金を個人で好きに使いた場合は、キャッシングで借りた方が良い」と言うわけです。当然、こちらも借りすぎはNGです。
とにかく、「短期融資」は法人、キャッシング融資は個人であり、どちらも「消費者金融」、「銀行」での金融サービスです。気を付けたいのは、短期融資のみで貸し入れを行っている金融会社は、「ヤミ金」であることが大半であると言う事です。きちんと、銀行の傘下にある会社で借りることをオススメします。